日立コンシューマーエレクトロニクスは10月23日、スクリーンまでの投写距離63cmで80インチの大画面表示できる超短投写距離の液晶プロジェクター「CP-A200J」を発表した。12月下旬に発売する。価格はオープン。
CP-A200Jは、独自開発の「自由曲面レンズ・ミラー」の採用により、超短投写を実現。球面ガラスレンズと非球面プラスチックレンズを併用することで、従来プロジェクターの4分の1程度の距離で設置、表示ができるという。
すでに、同様の機能を持たせた液晶プロジェクター「CP-A100J」を、2008年に発表。今回は現行の2500ルーメンから3000ルーメンへと高輝度化し、より明るい環境でも見やすい投写を可能にしたとのことだ。
本体サイズは高さ131mm×幅397mm×奥行き356mmで、重量が5.8kg。コンポジット、S映像、コンポーネント入力端子を1系統ずつ装備する。
今後は、短い投写距離でも大画面表示ができるというメリットをいかし、教育現場や小規模の打ち合わせスペースなどへの導入をすすめていくとしている。販売価格は、CP-A100Jと同程度を考えているとのことだ。
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