社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)は10月22日、9月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。出荷金額は2654億円で前年同月比0.3%増と、わずかながら2カ月連続でプラスとなった。
分野別では、映像機器の国内出荷金額が同4.0%増の1892億円と好調で、4カ月連続で前年を上回っている。カーAVC機器は同4.8%減の628億円となり、12カ月連続のマイナスであった。
各製品の出荷台数を見ると、カラーテレビが前年同月比31.2%増の114万4000台となった。このうち、30〜36型の薄型テレビは同42.5%増の36万4000台、37型以上が同29.4%増の41万6000台であった。
DVDビデオは、同24.1%減の23万3000台。18カ月連続で前年を下回っている。ただしBlu-ray Discレコーダー/プレーヤーは同78.1%増の24万7000台と、引き続き好調に推移した。
ビデオ一体型カメラは同9.6%の20万7000台と2カ月連続のプラスになった。このうちハイビジョン対応機種が17万2000台で、全体の8割以上を占めている。
カーナビゲーションシステムは、同9.1%増の43万4000台と4カ月連続で前年を上回った。内訳はCD/DVD-ROMタイプが6.1%、HDDタイプが54.2%、フラッシュメモリなどのタイプが39.7%であった。ETC車載ユニットは同124.9%の74万2000台と大幅に伸びている。
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