「Windows 7を業界はどうみる?」--マイクロソフト編

 ついに一般販売が始まったマイクロソフトの新OS「Windows 7」。今回、「Windows 7」に期待することと題して、マイクロソフト幹部に一言ずつコメントをもらった。彼らは次代のOSとして本命視されるWindows 7のインパクトを、どう捉えているのだろうか?(敬称略)

  • 樋口泰行
    樋口泰行 (マイクロソフト 代表執行役社長)

     Windows 7はユーザーの声を徹底して聞いて改善したOSです。一例を挙げると、Windows Vistaではウィンドウを開けば開くほどパフォーマンスが落ちましたが、Windows 7ではこれを技術的に改良し、メモリ使用量を大幅に削減しています。単体のOSとして非常に優れていると、自信を持って言える製品です。

  • 堂山昌司
    堂山昌司 (マイクロソフト 代表執行役副社長)

     Windows Vistaよりも7がスゴいとはっきり言えます。Windows 7のインターフェースや使い勝手に共感してもらえるでしょう。特に家電量販店などの売る側の期待感が大きいというのが良い材料で、長く売っていけるなという感触を得ています。

  • 五十嵐章
    五十嵐章 (マイクロソフト 執行役 ホーム&エンターテイメント事業本部 リテールビジネス事業部長)

     各OEMベンダーからは、Windows 7搭載の薄くて軽いノートPCが続々と発表されています。Windows 7は軽いOSであるため、小さなノートPCでもWindows 7のフル機能が使えます。これまでモバイルデバイスとして携帯電話を主に利用していた人でも、このようなPCであれば持ち歩こうという思いになり、モバイルPCの普及が進むのではないでしょうか。

  • 中川哲
    中川哲 (マイクロソフト コマーシャルWindows本部 本部長)

     昨秋のリーマンショック以降、PCの買い換えと買い増しがストップしていました。しかし、1年が経過した今、古いPCの買い換え需要が起きると考えています。今日この日からOSにはWindows XP、Vista、7と3つの選択肢ができる。Windows 7は古いPCでも軽快に動作しますし、新PCもWindows 7搭載マシンを買えば、企業でも家庭でもすぐに環境を統一することができます。

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