東京都内のネットカフェで入店時の本人確認をしていない店舗が全体の約6割にのぼることわかった。これは警視庁の調査で明らかになった。
調査によると、2009年8月末時点における都内のネットカフェは561店。このうち本人確認をしている店は214店で38.1%にとどまった。
一方、1月〜8月にネットカフェ店で発生した刑法犯は679件。このうち置き引きなどの窃盗が579件と多数を占め、そのほか詐欺、強盗、無銭飲食などが続いた。
また、刑法犯の1店舗あたりの発生率は、本人確認をしている店では0.73件。対して確認をしていない店では1.56件と2倍以上の差があることがわかった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス