レノボ・ジャパンは10月16日、マルチタッチ対応機種「ThinkPad T400s」を含む3機種のノートPCを発表した。10月22日に発売する。
ThinkPad T400sは静電方式の14.1型マルチタッチ・スクリーンを搭載したモデルで、最大4本の指を同時に認識して操作できる。通常のボタン操作をタッチスクリーンでできるアプリケーション「Simple Tap」は同社サイトから無償でダウンロードでき、TinkPad X20 Tablet等のタッチスクリーンを搭載し、Windows 7をインストールしたPCで利用も可能だ。
250GバイトのHDDもしくはオプションで最大128GバイトのSSDを実装可能。標準6セルバッテリとオプションのベイ・バッテリを併用すれば、最大約11時間の駆動ができる。
「ThinkPad SL410」と「ThinkPad SL510」は16対9のワイド液晶を搭載したノートPC。反射を抑えつつ明るく精細な発色を実現したディスプレイが特徴となっている。ThinkPad SL510はCPUにインテルCore 2 Duoプロセッサ P8700を採用、最大6Gバイトのメモリと最大500GバイトのHDDを搭載できる。
2機種とも、タッチパッドには複数のタッチを認識できるマルチタッチ・タッチパッドを標準搭載した。
いずれもOSにはWindows 7を採用。ThinkPad T400sとThinkPad SL410の個人向け製品は同社直販サイト「レノボ個人向けショッピング」でのみ購入可能で、ハードウェア仕様はカスタマイズにも対応する。
なお、既存のTinkPad Xシリーズ、Tシリーズ、Rシリーズについては10月22日、ThinkCentre Aシリーズ、Mシリーズの一部については10月22日以降に順次、Windows 7搭載モデルが発売される予定だ。
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