Twitterは米国時間10月13日にブログ投稿で、スパム対策においてユーザーからの支援を得るための取り組みとして「Report as spam」機能を同社サービスに追加したことを明らかにした。
同社関係者は、「われわれはいま、スパムを抑える取り組みにおいて、ユーザーから助けを借り、彼らが疑わしいと判断したプロフィールにわれわれの注意を促すことができる」と記し、「プロフィールのサイドバーにあるActionsセクション下の『Report as spam』ボタンをクリックすると、われわれのTrust and Safetyチームが必要となる措置を判断するためチェックする」と書いている。
このスパム対策機能が、ユーザーによって、嫌いな人に対する単なる攻撃の手段として使用されないようにするため、Twitterは「ユーザーをスパムとして報告したからといって、自動的にアクションが講じられるわけではない」と述べている。しかし、ユーザーは、このボタンをクリックすると、そのプロフィールからのフォローやリプライを自動的にブロックすることができるようになる。
「Report as spam」ボタンの追加というTwitterの決断は、スパムアカウントに対抗しようとする同社の取り組みの1つでしかない。しかし、この戦いにおいて、同社は苦戦を強いられている。筆者の1万2000以上のフォロワーのうち、ただのスパムユーザーが少なからずいる。そのため、「Report as spam」機能は、こうした状況に歯止めをかける上で非常に役立つと考えている。
もちろん、われわれからの積極的な報告次第ではあるが、筆者は大賛成である。みなさんはどうだろうか?
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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