バッファロー、次世代規格USB3.0に対応したHDDを発売

エースラッシュ2009年10月07日 20時05分

 バッファローは10月7日、次世代の高速規格であるUSB3.0に準拠した外付けHDD「HD-HU3」シリーズ3機種およびPCI Express用のUSB3.0増設インターフェースボード「IFC-PCIE2U3」を発表した。10月下旬から発売する。

 USB3.0は、2008年11月に確定した高速アクセス規格だ。USB2.0が規格値で480Mbpsなのに対し、USB3.0では10倍以上の5Gbpsを実現している。今回発売されるのは、このUSB3.0に準拠した外付けHDDのHD-HU3シリーズ3機種および、PCI Express用のUSB3.0増設インターフェースボード IFC-PCIE2U3だ。

 HD-HU3シリーズには、USB3.0をさらに6%高速化し、性能を限界まで引き出す独自技術「ターボUSB」を標準装備。USB2.0の従来製品と比べて約3.7倍となる、130MB/s以上の高速転送が可能となっている。USB2.0との互換性を維持しているほか、ムダな電力を約79%カットする「ecoマネージャー」の搭載、温度制御可能な冷却ファンによるHDD自体の長寿命化なども特徴だ。ラインアップおよび価格は、1Tバイトの「HD-H1.0TU3」が2万円、1.5Tバイトの「HD-H1.5TU3」が2万5300円、2Tバイトの「HD-H2.0TU3」が4万6600円になるという。

「HD-HU3」シリーズ 「HD-HU3」シリーズ

 IFC-PCIE2U3はPCI Express用のUSB3.0増設インターフェースボードで、USB3.0 Aポートを2基搭載。従来のUSB2.0と上位互換があるほか、スリムデスクトップPC向けの「LowProfile用ブラケット」も付属する。なお、Windows 7の32bit版および64bit版にも対応するという。価格は5300円だ。出荷時期はHD-H2.0TU3のみ受注生産で、そのほかの製品は10月下旬を予定している。

USB3.0増設インターフェースボード「IFC-PCIE2U3」 USB3.0増設インターフェースボード「IFC-PCIE2U3」

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