NEC、待機時消費電力を最大51%削減する高速無線LANルータを発表

 NECとNECアクセステクニカは10月5日、待機時の消費電力を最大51%削減できるIEEE802.11n対応の高速無線LANルータ「AtermWR8300N」を発表した。簡単なボタン操作で消費電力を削減できる「ECOモード」などにより実現した。

「AtermWR8300N」 「AtermWR8300N」

 AtermWR8300N単体モデルと、USBスティックタイプ子機「AtermWL300NU-G」とのセットモデルを用意し、同日より販売活動を開始する。価格はオープン。

 AtermWR8300Nは、最新の無線LAN規格「11n」に対応した高速無線LANルータ。独自の「ロングレンジ設計」により、離れた場所からでも高速通信を行うことが可能だ。さらに、有線LANにギガビットイーサネットを搭載し、有線LAN間も高速通信を実現する。

 また、接続する機器の電源が入っていない場合やケーブルが未接続の場合に、未使用の有線LANポートを自動的に判別し、電力供給を制限する「LANポート自動節電」機能を新たに搭載した。簡単なボタン操作で消費電力を削減できるECOモードと組み合わせることで、待機時の消費電力を最大51%削減することが可能という。

 さらに、従来モデルではECOモード時の無線LANは無効に設定されていたが、AtermWR8300Nでは通信速度を制限しながら無線LANを利用可能とする設定パターンを追加し、利用状況にあわせた使い分けを可能にした。

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