東芝は10月1日、富士通からのハードディスクドライブ(HDD)事業の譲渡を完了し、新体制でHDD事業をスタートしたと発表した。
東芝と富士通は、富士通のHDD事業を東芝に事業譲渡する最終契約書を4月30日に締結し、事業統合に向けて準備を進めてきた。
これまで東芝が特化してきた小型HDD事業のさらなる強化とともに、エンタープライズ(サーバおよびストレージシステム)向けHDD事業、フラッシュメモリ商品の技術を活かして新規に開発するエンタープライズ向けSSD商品など事業分野を拡大したい考えだ。
開発力、生産能力、サービス体制などを強化して業界トップを目指すとしている。
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