NECソフトとNECは9月30日、イスラエルCheck Point Software Technologies(Check Point)のクライアントPC向けセキュリティ製品「Check Point Endpoint Security」の最新版「R72」を10月6日から販売開始すると発表した。SIサービス・保守を含めて、今後3年間に55万ライセンスの販売と、約50億円の売り上げを見込む。
Endpoint Securityは、ファイアウォール、プログラム制御、ネットワークアクセス制御(NAC)、ウイルス対策、スパイウェア対策、リモートアクセス、フルディスク暗号化、ポート制御/メディア暗号化などの機能を搭載する企業向けの製品。エージェントを単一にすることで、複数の異なるセキュリティソフトを導入して運用、管理をする必要がなくなるため、トータルコストを大幅に軽減できることが特徴だ。
最新版のR72では、未知の脅威に事前に対応するセキュリティ機能を搭載。ウェブやブラウザに起因するリスクからエンドユーザーを確実に保護し、最新の脅威からクライアントPCを安全に保つために必要な機能がシームレスに提供される。
新たに搭載されたCheck Point独自のブラウザ仮想化技術で、悪意のあるサイトからの「ドライブバイダウンロード」攻撃など、ブラウザ経由の脅威を防御するほか、未知のウイルスや危険なサイトを検出することで企業の機密情報の流出を防ぐ。また、OS起動前認証を実施することでWindowsログオン、VPN、リムーバブルメディアに対して認証の連携が可能となり、セキュリティと利便性を向上させたとしている。
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