NECソフトは3月12日、リムーバブルメディア暗号化製品の最新版「Pointsec Media Encryption(PME) Ver3.0」の販売を開始した。USBメモリなどのリムーバブルメディア全体を暗号化することにより、持ち出しメディアの安全性を高め、データを保護する製品だ。
最新版では、Windows Vista/Vista SP1(32bit版のみ)に対応したほか、PMEクライアントがインストールされていないPCでリムーバブルメディアを使用する際の「スタンドアロンアクセス機能」の操作画面を、従来のウィザード形式からエクスプローラー形式に変更し、ファイルやフォルダの配置を視覚的にわかりやすくすることで、操作性の向上を図っている。
また、PMEの暗号化対象となるデバイスやフォルダ、ファイルなどを右クリックして表示される「暗号化」メニューの項目を拡張。個別に表示/非表示を設定できるようにし、利用者に提供する機能を限定できるようにした。
PMEは、累計で約11万ライセンスの利用実績があるといい、最近2年間では約4万ライセンスの販売実績があるとのこと。NECソフトでは、製品販売、保守を含めて、今後3年間に6万ライセンスの販売と約5億円の売上を見込んでいる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡