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グーグル、「世界を助けるアイデア」15万件から16のテーマを発表

文:Tom Krazit(CNET News) 翻訳校正:緒方亮、福岡洋一2009年09月25日 12時56分
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 Googleは、同社の「Project 10^100」に寄せられた15万件を超える「世界を助けるアイデア」を、ようやく16のテーマにまとめた。この中から1000万ドルの資金提供を受けるアイデアが選ばれることになる。

 Googleの当初の想定よりはるかに時間がかかったものの、同社が10周年プロジェクトで募集した、世界を変えるかも知れないアイデアを精査する準備が整った。Googleはこの1年間に受けとったアイデアを整理した16の「アイデアテーマ」について、最も価値のあるものへの投票を呼びかけている

 Googleは当初、個々のアイデアそのものを選抜していく予定だった。ところが、集まったアイデアの数は同社を圧倒するもので、Googleの広報担当者Jamie Yood氏によると、適切に絞り込むのに3000人を要したという。しかも、非常に似通っていたり重なっていたりするアイデアが多数あった。そこでGoogleは、個別のアイデアよりも同社が重要と判断するプロジェクトカテゴリを前面に出すことにした。

 16のテーマの一部を、Googleのコメントを添えて紹介する。

  • 理工教育の拡大:「技術開発の明るい未来(を確かなものにする)には科学教育の推進が理想的な方法だという点で、多くの国のユーザーが一致していた」
  • より効果的な地雷除去プログラムの開発:「地雷の探知と除去の効果的な戦略を開発する世界的な機関に資金を提供する。(中略)このテーマでは、ロボット、人間、および動物が介在する探知戦略が多数提案されている」
  • リアルタイムでの自然災害トラッキングシステムの開発:「災害に即応するマッピングデータを用意し、ハリケーン、地震、津波といった自然災害が起きたとき、政策立案者が効果的に対応できるように役立てる」

 Googleはこうして選び出したテーマに基づいて、最も優れたアイデアへの投票を求めている。投票の結果は委員会に提出され、そこで資金の提供を受けるアイデアが最大5件選ばれる。選ばれたアイデアを実現する企業や機関を決める過程にはRFP(提案依頼書)を導入し、その上で、選定された団体に資金を提供する。

 投票の期限は米国時間2009年10月8日だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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