KDDI「実空間透視ケータイ」の実証実験、女子大生が東大を案内

 博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は9月25日、26日の2日間、東京大学大学院情報学環山内研究室およびKDDI研究所と共同で、KDDIが現在au oneラボで公開している周辺情報表示アプリ「実空間透視ケータイ」を使った実証実験「東京大学ARキャンパスツアー」を実施する。

 東京大学ARキャンパスツアーは利用者の位置情報を元に、周辺に存在するキャンパス内施設の情報を数十名の現役東大女子学生がナビゲーションするというもの。被験者は本郷キャンパスを初めて訪れる10代から30代の男女20名程度。なお、ARとは「Augmented Reality(拡張現実)」の意味で、実世界上のリアルな人や物体に対して、コンピュータを用いて生成されたバーチャルな情報を付加提示する技術の総称だ。

 この実証実験は、KDDIと博報堂DYメディアパートナーズが共同で開発中の携帯電話向けナビゲーションアプリ「MAWARIPO×実空間透視ケータイ」を利用する。被験者に東京大学ARキャンパスツアーの専用アプリがインストールされた実験端末を持ってキャンパス内を自由に散策してもらい、インターフェースの操作性や、大学に対する好意度・理解度などを検証する。

東京大学ARキャンパスツアー

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