デジタルガレージ、「セカイモン」運営のショップエアラインらと資本業務提携

岩本有平(編集部)2009年09月17日 22時02分

 デジタルガレージ(DG)は9月17日、ネットプライスドットコムおよび同社子会社のショップエアライン(SAL)との資本業務提携を締結したと発表した。

 資本提携により、DGはSALの普通株式700株を3億5000万円で取得する。株式取得後のDGの持ち分比率は、SAL発行済み株式の14.0%となる。加えて、9月下旬にも無担保転換社債型新株予約権付社債400個も2億円で取得する予定。新株予約権行使後におけるDGの持ち分比率は20.4%となる。

 SALでは、海外オークション情報を日本人向けに紹介し、商品を代理購入する「セカイモン」を運営している。DGでは、円高や地域間の流行の違いを背景に海外の商品を対象にしたオークションへのニーズが広がると考え、同事業に注目。DGの持つTwitterや決済機能の組み込みによりシナジーを発揮できると説明している。

 今後3社は(1)Twitterを活用したセカイモン事業の活性化および、世界中のeBay出品者と日本の消費者をつなぐ「Twitter×オークション」手法の開発(2)DGイーコンテクスト・カンパニーが提供する決済サービスをセカイモンへ導入(3)共同事業創造の検討(4)イーベイ・ジャパンとSALが共同で運営するイーベイ・ジャパンのサイト「eBay.co.jp」を介した、インターネット上の輸出入(CBT)事業の拡大--の4項目を中心に事業提携を進める。

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