サンフランシスコ発--TechCrunch50カンファレンスでは、人々がビジネスをより円滑に進める上で役に立つ製品がいくつか紹介された。多くはこれまでのアイデアの焼き直しだが、従来のシステムへの新しいアプローチを提案しているものもある。
「Clientshow」はプロのクリエーター向けの最新のコラボレーションツールだ。ProofHQやConceptshareと同様、デザイナーがクライアントと共同して制作中の作品を共有し、さらにプロジェクトの最終承認を得ることを目的に設計されている。
サービスはいくつかのモジュールに分割されている。1つはすべての作品をアップロードするためのもので、もう1つはユーザーが作品を確認して、コメントや承認を含めメモを残すためのものだ。3つめのモジュールはプレゼンテーションモードで、クライアントにファイルをそのままデモして見せることができる。
Clientshowがこれまでのいくつかのサービスと大きく異なるのは、「Adobe AIR」アプリケーションである点と、プロジェクトの全履歴を印刷できるバージョンが提供されており、参加者やプロジェクトコーディネーターはこれを印刷して、変更点を素早く確認することができる点だ。
「Metricly」は、多くのソースからユーザーが独自の分析用ダッシュボードを作成できる無料ツールだ。「Google Analytics」「QuickBooks Online」、salesforce.comに接続し、それぞれから類似した数値を取り出して1つのグラフに表す。また、TwitterとFacebookにアクセスし、これまでの投稿数およびフォロワー数、Facebookのファン数をグラフにして表示する。プリセットされたリストにないサービスでも、APIキーが利用できれば接続可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス