ハイテク製品の発表を注目している人々にとって、米国時間9月8日の週はとてもすばらしい週となるだろう。
まず、8日からはDEMOfallとTechCrunch50が開催され、多くの新製品が披露される。そして、9日にはAppleが報道関係者向けのイベントを開催する予定となっている。Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏はこのイベントで、iPodやMacの新しいモデルなどを発表すると予想されている。
サンディエゴで開催のDEMOfall、サンフランシスコで開催のTechCrunch50とAppleのイベント、この3つのイベントでハイテク関連の記者やアナリスト、ベンチャーキャピタリストは発表に関する記事の執筆や分析、(中には)それが買いであるかどうかを決定するため忙しくなるだろう。
読者や業界観測筋にとって、これ以上よいタイミングはないだろう。
しかし、DEMOfallとTechCrunch50で主要な発表企業として予定されている122社(さらにTechCrunch50で発表を予定しているそのほかの数十社)にとって、発表のための潜在的な聴衆が分散してしまうのは残念なことだろう。2007年には、DEMOfallとTechCrunch50は別々の週に日程が組まれていた。そのため、報道記者やアナリスト、ベンチャーキャピタリストはどちらのイベントに参加するか難しい決断を下す必要はなかった。発表企業にとっては、これら重要な関係3者の注目を分散させることなく集めることができた。
しかし、2008年は状況が異なる。
TechCrunch50に関する主なパートナーであるTechCrunchの創業者Michael Arrington氏とMahaloの創業者Jason Calacanis氏は4月、同イベントの開催日程を発表し、日程がDEMOfallと完全に重なっていることが明らかになった。DEMOfallの日程は以前から計画されていた。
Arrington氏とCalacanis氏は、日程を数週間移動したのはDEMOfallで、TechCrunch50は2007年と同じ日程に組んでいる声高に述べた。また、開催地に選んだサンフランシスコの会場では、そのほかの日付で希望にかなう利用可能な日程がなかったと述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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