Googleは米国時間9月15日、「Donut」のリリース準備が整ったと発表した。
Donutという開発コードが付けられた「Android」の次期バージョンを待っている開発者は、もうこれ以上待つ必要はない。「Android 1.6 SDK」ののダウンロードによる提供が開始されたのだ。予想通り、DonutはAndroidのメジャーリリースではないが、開発者の注意を引きそうな新要素がいくつか追加されている。
例えば、Androidは、VerizonやSprintなどが使用するCDMA方式の携帯電話で動作することが可能になり、Androidの世界に加わる可能性のあるパートナーが一気に増加した。さらに、この最新リリースでは、開発者がアプリケーションを構築する際に使用できるテキスト音声変換APIや、新しいバージョンの「Android Market」のサポート、改善された検索ボックスなどが新たに追加されている。
開発者は、Androidの開発者向けページでSDKをダウンロードすることができる。Googleによると、Donut搭載携帯電話は10月頃に登場する見通しだという。これは、Motorolaの「Cliq」などの携帯電話のローンチスケジュールと一致している。Googleは、Androidのメジャーアップデートを1年に2回リリースしたいと述べており、5月には「Cupcake」という開発コードの2009年最初のメジャーアップデートをリリースしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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