株価もこれまで、薬事法改正による業績低迷を懸念して停滞しており、新型インフルエンザ流行による関連商材の需要増も大きく評価されることはなかった。ここにきて一気に株価が買われている背景には、衆院選での民主党の歴史的勝利がある。民主党は規制強化について見直しを検討する方針であり、改正薬事法の見直しが進むのではないか、との思惑が広がっている。民主党関連銘柄は子育て関連株が中心となっていたが、目新しいすそ野銘柄として人気を集めている。
足元の業績は消毒剤など新型インフルエンザ関連商品の販売急増の影響を受けて好調に推移しているが、これは特需であり一時的なもの。中期的には医薬品販売減少によるボリュームダウンをどう補うかが焦点であることに変わりはない。現時点では思惑のみだが、新型インフルエンザ関連に加えて民主党関連の側面も持つ小型株として人気が継続する可能性がある。
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