NTTドコモとゼンリンデータコムは8月24日、業務・資本提携を強化することについて合意したと発表した。
ゼンリンデータコムは、NTTドコモと親会社のゼンリンを引受先として、募集株式の発行(第三者割当増資)を実施する。募集株式数は6438株で、NTTドコモの引受株式数が3038株、ゼンリンの引受株式数が3400株。引受後のNTTドコモの保有株式数は4738株となり、ゼンリンデータコム発行済株式総数の20.6%を占める。また、NTTドコモの払込総額は7億2900万円で、1株につき24万円となる。
ゼンリンデータコムは、地図などを活用したサービスを提供する企業。両社はそれぞれが持つ技術やサービスを融合し、地図上の観光情報や地域スポット情報、地下街地図などを充実させる構えだ。また、3D技術を応用したナビゲーションの高度化など、位置情報に基づく行動支援サービスについても提供を検討している。
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