Twitterが、フォロワー数を増やすサービスを販売するという物議を醸す事業を展開する企業に対して、取り締まりに乗り出している可能性がある。あるオーストラリア企業によれば、Twitterは、スパム活動を行っているという理由で、同社の活動を停止させようとしているという。
uSocialと呼ばれるマーケティング会社が現地時間8月17日朝に発表したプレスリリースによると、Twitterによって雇われたブランド管理会社がuSocialに連絡し、同社がTwitterを通して送信しているとされるスパムメッセージについて懸念を表明したという(オーストラリアの一部のニュースメディアによると、このブランド管理会社はMelbourne ITと呼ばれる企業だという。われわれは同社に連絡を取り確認を求めたが、まだ返答は得られていない)。
uSocialは、1000人の新規Twitterフォロワーを87ドルで販売するといったサービスを提供している。また、uSocialは、先日亡くなったポップスターのMichael Jackson氏の家族が同社のサービスを利用して2万5000人以上の新規Twitterフォロワーを購入したと主張して、メディアを賑わせた。
Twitterのフォロワーや、ソーシャルネットワーク上の友人を購入できるようにするサービスは、控えめに言っても、論争の的になる要素をはらんでいる。しかし、uSocialは、こうしたサービスはスパムではないと述べている。
「スパムの定義は、電子的なメッセージ送信手段を使って、受信者が望んでいない情報を送ることだ。われわれはこうした目的のためにTwitterを使っているわけではないので、弊社のサービスがスパムだという主張は誤りだ」とuSocialの最高経営責任者(CEO)であるLeon Hill氏はプレスリリースで述べた。
Twitterにもコメントを求めたが、すぐに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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