ジャスダックに上場するコネクターメーカー、第一精工の株価が急上昇している。大ヒットした超小型のノートパソコン、ネットブックの関連銘柄として市場の注目を集めている。
第一精工は8月10日、2010年3月期業績計画の大幅な上方修正を発表。連結売上高は従来予想364億円から400億円、経常利益は17億円から47億円へ増額修正した。細線同軸コネクターや超小型同軸コネクターが、ネットブックなどノートパソコン用バックライト光源のLED化の加速、無線通信ネットワークの進展を背景に好調を維持。HDD用機構部品でも在庫調整の進展により需要は回復基調に入っている。
当初は自動車向けの苦戦をカバーしきれないとの予想から連続減益を想定していたが、今回の増額修正を受けて一転して増益となる。同社は小さくて薄い細線同軸コネクターに強みを持っており、株式市場では以前からネットブック関連として位置付けられてきたが、想定以上の業績拡大がサプライズとなっている。
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