東芝は8月6日、ハイビジョンレコーダーで業界初となるUSB外付けHDDの接続に対応した「VARDIA」シリーズの新製品3機種およびVTR一体型モデル1機種を発表した。9月上旬から順次発売する。
発売されるのは「RD-X9」「RD-S1004K」「RD-S304K」および、VTR一体型モデルの「D-W250K」だ。D-W250Kを除く3機種は、ハイビジョンレコーダーで業界初となるUSB外付けHDDの接続に対応。内蔵HDDに加えて、1台あたり最大2TバイトのUSB外付けHDDを8台まで増設して録画できる。なお、外付けHDDへの録画も「ダビング10」に対応する。内蔵HDDの容量は、RD-X9が2Tバイト、RD-S1004Kが1Tバイト、RD-S304Kが320Gバイトだ。
機能面では高精細技術「XDE」のパラメーター見直しがされたほか、HDMIの音声用マスタークロック生成回路に「ジッターリダクション回路」や、LAN経由でハイビジョン映像のダビングができる「ネットdeダビングHD」を新採用。DVDディスクにハイビジョンで記録ができる「HD Rec」、高速起動モードやプレイリストを使ったハイビジョン番組のダビングなども継承している。
また、対応したスカパー!HDチューナーとLAN接続することで「スカパー!HD」の番組をHDDにハイビジョン画質のまま録画することも可能。HD Recを使ってDVDへの無劣化ダビングにも対応している。
D-W250Kは、250GバイトのHDDとDVD-R/RWドライブを搭載したVTR一体型モデルだ。ネットワーク機能は備えていないが、VHSテープの再生はもちろんHDDやDVDへのダビングが簡単にできる。
発売日はD-W250Kが9月中旬で、その他の機種は9月上旬を予定。店頭想定価格はRD-X9が12万円前後、RD-S1004Kが9万円前後、RD-S304Kが7万円前後、D-W250Kが6万円前後となっている。
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