Appleは米国時間8月5日、18件の脆弱性に対応するセキュリティアップデートを公開した。これら脆弱性の一部は、悪意を持って作成された画像の閲覧により、Mac OS Xを稼働するコンピュータをリモートからのコード実行の危険性にさらすという。
Security Update 2009-003は、PNG画像の扱いにおける問題、さらに、ImageIOによるOpenEXR画像、EXIFメタデータ、Canon RAW画像、ColorSyncプロファイルを埋め込まれた画像の扱いに関連する問題を解決している。
アップデートは、Mac OS X 10.5.8のリリースの一部として公開されたが、ウェブからダウンロードされたファイルのうち潜在的に危険とMac OS Xが認識する種類の一覧を拡充している。また、XMLコンテンツの扱いに関する問題を修正し、カーネルがAppleTalk応答パケットを扱う方法について解決している。
また、Appleは、MobileMeに関する問題を特定および修正した。MobileMeからサインアウトしても証明書を取り除かれず、ローカルユーザーアカウントへのアクセスを持つ人物がそのまま関連システムにアクセスし続けることができるようになっていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス