ウェブ分析企業StatCounterは米国時間8月3日、「Bing」によって2009年7月の米国検索市場におけるMicrosoftのシェアが少し増加したという分析結果を発表した。Microsoftの7月のシェアは、6月の8.23%から増加して、9.41%であった。
7月のMicrosoftとYahooを合わせた市場シェアは20.36%で、6月の19.27%から少し増加した。圧倒的な市場シェアを誇るGoogleの7月のシェアは、6月の78.48%からわずかに減少し、77.54%であった。
MicrosoftとYahooは先週、MicrosoftがYahooに検索機能を提供し、Yahooが両社の優良広告主に対しワールドワイドで独占的な販売契約を結ぶという提携にこぎつけた。
StatCounterの分析結果によると、世界の検索市場という土俵の上では、両社は、よりいっそう大きな課題に直面するという。7月の世界の検索市場におけるMicrosoftとYahooを合わせたシェアはわずか8.77%。なお、6月のシェアは8.45%だった。一方、Googleは依然として世界の検索市場を独占しており、7月の世界検索市場のシェアは89.23%であった(6月の89.8%からは微減)。
StatCounterは、300万以上ものウェブサイトを対象に、6月と7月にデータを収集した。検索エンジンからの10億件の流入(そのうち2億5800万回は米国から発せられたもの)の分析に基づいている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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