ソニーは7月16日、デジタルビデオカメラ「HANDYCAM」シリーズにおいて、小型化した「HANDYCAM HDR-CX500V」(CX500V)、「HANDYCAM HDR-CX520V」(CX520V)を発表した。内蔵メモリを備え、HD撮影に対応する。価格はオープンだが、店頭想定価格は32GバイトメモリのCX500Vが11万円前後、64GバイトメモリのCX520Vが13万円前後となる。
撮像素子には2009年春モデルから搭載した、1/2.88型 Exmor R CMOSセンサーを採用。独自開発の「裏面照射技術」を取り入れることで、暗所における高感度でノイズの少ない高画質撮影をサポートするという。
光学手ブレ補正は、春モデルの「光学式手ブレ補正(アクティブモード)」をさらに進化させ、3方向のブレを補正する。ななめの角度まで補正するため、より強力な手ブレ補正を実感できるとしている。
「顔キメビデオ」機能は春モデルから大きく進化した。タッチするだけで大勢の中から一人を優先設定できるほか、一度優先した顔認識は、画面から抜けても、電源オン、オフをしても再認識が可能。同時検出は最大7人まで。フォーカスや明るさのほか、肌色調整までができる。
このほか、GPS機能や撮影済み映像の盛り上がりシーンを自動で抽出し、編集・BGMをつける「ハイライト再生」といった機能も前モデルから継承している。ハイライト再生は、今回のモデルからHANDYCAM本体のみへの保存にも対応する。
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