パナソニックとパナソニック ストレージバッテリーは7月15日、新開発のアイドリングストップ車用バッテリ「N-55」タイプが、マツダの「アクセラ」、「ビアンテ」に採用されたと発表した。
アイドリングストップ車は、信号待ちや交通渋滞で停車する間エンジンが停止するため、停車中はエンジンや発電機が停止してしまう。停車中は、エアコンやカーナビゲーションシステムなど、車両に必要な電気負荷をバッテリから供給する必要がある。
N-55は、内部抵抗を大幅に低減させ、充電受入性と耐久性を増した新モデル。これにより、高負荷放電の繰り返しで使用されるアイドリングストップ車への対応が可能になったという。
今回のN-55採用により、前モデル比でアクセラは約15%、ビアンテは約7%の燃費改善につながるとのことだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」