コクヨマーケティングは7月10日、政府が推進する「スクール・ニューディール」構想に対する取り組みとして、フジプレアムが開発する「太陽光発電システム」を公立小中学校向けに販売すると発表した。同日より販売を開始している。
「スクール・ニューディール」構想は、学校の耐震化やエコ化、ICT化に取り組むため、文部科学省や経済産業省、環境省が推進する政策だ。
今回販売する太陽光発電システムは、太陽電池とガラスなどの建材を一体化させた「採光型太陽電池モジュール」、発電効率を重視し日当たりの良い屋上などに設置する「太陽電池モジュール」、停電時においても発光する「ソーラーピクト」、太陽の位置を自動で追尾する「太陽電池モジュール+追尾システム」の4種類。フジプレアムがシステム開発や導入後の品質管理をしていくという。
コクヨマーケティングでは、上記の製品を販売すると共に、グリーン電力証書を利用した環境活動や、校内電気使用量を表示し生徒たちの環境意識の向上を図る提案をしていくという。価格は1校につき2000万円を想定。販売目標数は7月から12月までに10校としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス