7月8日、ミクシィがストップ高寸前まで買われ、連日で年初来高値を更新した。5月中旬から東証1部市場を凌ぐパフォーマンスを示してきた新興市場を代表する象徴銘柄。ただ、業績成長力の低下を嫌気され、株価はここまで他の新興市場上場銘柄や指数を大きく下回る推移となってきた。
ミクシィの2010年3月期業績計画は、連結売上高が前期比7.8%増の130億円、経常利益は同15.5%減の32億円。先行投資負担が継続するほか、景気悪化の影響で収益の大半を占める広告収入の伸びが鈍る見通しだ。
新興市場に上場する銘柄は、高成長見通しと期待感を背景に、東証1部上場銘柄より高いPER評価が容認されている。しかし、その市場の代表格であるミクシィの業績が減益に転じる見通しとなり、株価は軟調に推移してきた。
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