NTTドコモは7月7日、HSPA(High Speed Packet Access)対応のフェムトセル基地局装置を開発したと発表した。運用開始時期は2009年秋で、7月22日より東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2009」ドコモブースで展示する。
フェムトセルは家庭や店舗などに設置できる小型の基地局のこと。このフェムトセル基地局装置は、通信速度を高速化するHSPAに対応し、送信で最大14Mbps、受信で最大5.7Mbpsの通信が可能。また、本体を家庭のブロードバンド回線に接続するだけで自動的に各種パラメータを調整するPlug&Play機能を備えている。現行のフェムトセル基地局装置に比べて、設置作業時間が短縮できるという。
このフェムトセル基地局装置を利用することで、在宅通知サービスやチラシ/クーポンの配信サービスなどが可能になるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス