マザーズ市場の人気が一気に盛り上がってきた。7月6日の東京株式市場は、7月3日の米国市場が休場だったこともあり手掛かり材料が乏しく、東証1部市場の主力銘柄が方向感を欠く展開。日経平均株価も大幅安となった。そういった相場環境下での新興市場の逆行した上昇が市場関係者の注目を集めている。
同日のマザーズ市場は売買代金上位銘柄が軒並み上昇。市場の売買代金は前営業日比2.3倍の317億円となり、今年最高値を記録した。市場全体の売買代金が2倍以上に急増することは稀。投資信託など大きな買いが入ったとの観測もなく、全般相場が手掛かりを欠く中での活況が話題を集めた。
物色の中心は携帯電話向け組み込みソフトのACCESSなど新興市場の主力銘柄とインターネット、モバイル関連株。ACCESSは野村証券が毎月更新する個人投資家向けフォーカスリスト「Nomura21」の中小型株リストに新規で組み入れられたことが材料視された。
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