よく使うコードの管理や共有が可能なプログラマー向けサービス「elism」 - (page 2)

原田和英(アルカーナ)2009年07月06日 12時00分

 今後は、社内やグループ利用をスムーズにする機能やエディタとの連携を検討中。なお、松久保氏はブックマーク関連サービス「nia」も運営している。

 コードに関連するサービスとしては、プログラミングのソースコードに特化したQ&A「codeなにがし」というサービスもある。

 「教えて・助けて・コード書いてっ♪」というコンテンツでは、400以上の質問が投稿されている。「FizzBuzz問題を解いてみたのですが・・(PHP)」「PHP Splitで分割できない」「MS-Access、ETL、モデリングツールのようなGUIの作り方」といった質問が投稿されている。

 良い回答には「Good Job!」ボタンが用意され簡単に評価することができる。「最近のGoodJob数が多いユーザー」も表示され、「最近の」という形で特定ユーザーが表示され続ける固定化を避けているようだ。

 「ソースコード・ノウハウッ!」のコーナーでは、自分のソースコード自慢やテクニックの共有が可能。ほかには、「大部屋・小部屋・隠し部屋」では、特定のトピックに関して掲示板のようにコミュニケーションができる。たとえば、「PHPのフレームワーク」「Rails で何かやろうぜっ!」といった部屋が用意されている。

 質問などは「更新順」「新着順」「アクセス順」「コメント数順」「難問?」などの項目で並び替えが可能。「難問?」は回答がついていない質問のようで、プログラミングに自信のある回答者の心理を突く形となり、回答を促す仕組みとなっている。またタグクラウドやAPI、アクセス数表示なども用意されている。

 同サービスの公開は2007年8月。運営は、同年に設立されたオープンタイプが行っている。

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