logo

3Dがもたらす新しい映像のルール--テクノロジが映画やテレビの作り方を変える - (page 3)

文:Rafe Needleman(Special to CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年07月01日 07時30分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 「2Dでは、動いている感覚を作り出すためにカメラを動かす。3Dでは、見る人がまさに作品世界の中にいるように感じるため、カメラは同じ位置に置いたままにする。カメラの動きは大幅に少なくしなければならない。スポーツでは、低い位置にカメラを据えたままにすることで、自分がフィールドにいるように感じる。3Dでは、立体的であるため、選手たちをより明瞭に見ることができる」(Climan氏)

 3alityは、3Dのビデオや映画に携わる人々をトレーニングする「3DIQ」というサービスを立ち上げようとしているが、これが新興の表現形式であることには違いない。3DTVのde Montagu氏が言うように、「われわれはオーディオと映像の基本に立ち返ろうとしている」

 Climan氏は、3D撮影方法を映画撮影クルーに教えるのは、ひどく難しいというほどではないと述べる。同氏によると、テレビ番組「Chuck」の1話分を3Dで制作するにあたり、「2Dクルー」を新しい表現手段に順応させるために要した期間は約1日半だったという。「クルーは動揺することもなかった」(Climan氏)

 しかし、3D用の映画は2D用機器で問題なく再生できるかもしれないが、2Dで表示すると、ジャンプカットやズームや角度の広いパンを駆使した従来の平面メディア用の作品ほどには、魅力的なものに感じられないことは明らかだ。したがって、監督やディレクターたちは主とする形式を選択するか、または撮影を2回行わなければならなくなる。大規模なスポーツイベントでは、「2Dと3Dそれぞれにディレクターを置くことになるだろう」(Climan氏)

 (筆者個人的には、いかなるビデオ、映画、ゲームも2Dバージョンなしで公開してほしくない。というのは、筆者は、目と脳の機能が本物の3Dを正しく処理できないという少数派(全体の約7%にあたるとのことだ)の1人であるためだ。筆者がこれまでに見たすべての3Dデモは、2重に見えるか、気分が悪くなるか、またはその両方だった)

新しいテクノロジ

 3Dコンテンツを見たことがある人なら、3D再生テクノロジが、好意的に言って進化しつつあることを知っているだろう。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]