fonfunは業績の悪化を受けて株価が下落。時価総額が減少しており、取引所の決める上場廃止基準に抵触。2009年1月から、上場廃止の可能性を投資家に知らせるため、監理銘柄に指定されていた。当然ながら株式の買い手控え要因となっていた。それが株価の上昇によって5月26日、時価総額基準をクリアして監理銘柄指定から解除されていた。
上場廃止の懸念が後退したことに加え、足元では株式市場の物色傾向は新興市場を含む小型株に向いている。このタイミングで新しい材料が浮上し、株価が好反応を示している。
ただ、実態面にはまだ不安が大きく、株式市場は同社株を手放しで評価しているわけではない。株価は4月まで100円前後で推移。足元で200円台半ばまで上昇しており、目先的には過熱感も高まっている。さらなる上昇には、実態面の改善を待つ必要がありそうだ。
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