以前にMicrosoftの検索部門を率いていたKen Moss氏は、同社を去った後も、引き続き検索分野に多くを費やしているようだ。
過去5年に渡って、Microsoftの検索エンジニアチームを率いたMoss氏は、ここ数カ月間は、ホットな話題をキャッチするため、より効果的にTwitterを活用可能とするリアルタイム検索エンジン「CrowdEye」の開発に関わってきた。
米国時間6月18日から、パブリックベータ版の公開が行われるCrowdEyeは、特定のトピックについてのつぶやきの検索のみならず、あるトピックに関連した、人気のあるリンクのリストや、関連する用語のタグ一式なども表示する。
Moss氏は、電話でのインタビューに答えて、「検索分野で次なる大きなステップは、リアルタイム検索にあると思う。この分野では、まだ現在まで、あまり大きな成功が収められてはこなかった」と述べた。
また、Twitterの検索は、最新ニュースの入手に良いばかりでなく、最新の話題の動画や、新たなソフトウェアバグの解決法といった情報を得る上でも、有効な手段であると、Moss氏は語っている。
もちろん、この分野に注力しているのは、Moss氏だけではない。Twitterにも、独自の検索エンジンが用意されていることに加え、TopsyやOneRiotなども、Twitterをターゲットにした検索サービスを提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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