フリービット、今期の高成長見通しを発表するも上値の重い展開に

 インターネットインフラ関連ビジネスを手掛けるフリービットが上値の重い展開となっている。6月8日の取引終了後に発表した4月期決算は良好な内容だったが、市場の評価は高まっていない。

 フリービットの2009年3月期業績は、連結売上高が前期比33.4%増の107億6700万円、経常利益は同2.1倍の15億2200万円となった。インターネットサービスプロバイダー(ISP)向けのネットワークサービスやユビキタス化サービスが順調に推移。企業の合併、買収(M&A)で前期に取得したドリーム・トレイン・インターネットが通期で寄与したことも大きい。

 決算発表時に示した2010年3月期の業績見通しは、売上高が155億円(前期比44.0%増)、経常利益は22億円(同44.5%増)。経済環境が激変して企業業績が悪化するなかで、この高成長見通しはサプライズとなるはずだった。

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