ナナオは6月11日、人感センサーなど消費電力を削減する各種機能を備えた、フルHD対応23型カラー液晶モニター「FlexScanEV2333W」を発表した。新世代インターフェースのDisplayPortを含む3系統入力に対応する。
7月16日に販売を開始する。価格はオープンだが、同社のダイレクトショップ販売価格はEV2333W-Hが5万4800円、スタンド部をTriStandとした直販限定モデルのEV2333W-Tが5万1800円となる。
EV2333Wは、ユーザーの離席を赤外線センサーで感知して自動的にモニターの電源をオフにする人感センサーEcoViewSense(エコビューセンス)を搭載。ユーザーが席に戻った際には自動的にパワーセーブから復帰するなど、ユーザー操作を不要とした省エネを実行する。
さらに、モニター部正面の外光センサーで周囲の明るさを感知し、モニター表示を最適な輝度に調整するAutoEcoView(オートエコビュー)機能を搭載。最適な明るさに調整がされるため目への負担が軽減され、疲れ目による作業効率低下の緩和が見込めるほか、消費電力の低減にもつながるという。
解像度はHDコンテンツの表示に最適な1920×1080ドットのフルHDに対応し、PC接続用の入力端子として、デジタル対応のDVI-D24ピンとアナログ対応のD-Sub15ピン、新世代インターフェースであるDisplayPortの合計3系統を装備した。
最大表示色数は約1677万色、輝度は300カンデラ、コントラスト比は3000対1。RGB各色256階調のデータを多階調化し、理想の1677万色を改めて選択する10bit内部演算処理と10bit-LUTによる優れた色再現性を実現したという。
視野角は178度と、画面を斜めから見ても表示色やコントラストの変位が少ない。また、動画をくっきり立体感豊かに再現するオーバードライブ回路を搭載した。スピーカーやイヤホンジャックを装備することで音声ニーズにも対応し、さまざまな用途に対応できる。
また、EV2333W-Hのスタンド部は、昇降、チルト、スウィーベルの可動によって、作業しやすい最適なモニター位置へ調整できるFlexStand(フレックススタンド)に対応。225mm昇降や画面の縦回転に対応するほか、本を読むような低い目線位置にも調整が可能だ。
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