Googleは米国時間6月10日、モバイル版「Gmail」に対する小さいが重要な2件のアップデートを公開した。今回のアップデートは、キーボードショートカットとアドレス自動入力機能である。これら2つの時間節約機能はこれまでGmailのデスクトップ版で利用できたものである。
キーボードショートカットは(当然のことだが)「iPhone」では機能しない。Googleは現在、この機能を物理キーボードのある「Android」OS搭載の携帯電話に限定している。この機能はデスクトップ版とまったく同じなので、ユーザーは最初から覚える必要がない。
一方、自動入力機能は利用制限がなく、時間を節約できる。1文字入力するだけで、ユーザーの連絡先から該当候補のアドレスを複数呼び出してくれる。
自動入力機能は、電子メールを新規作成する際、「To」のフィールドでしか機能せず、Gmailの検索では機能しない。デスクトップ版Gmailであれば、「Gmail Labs」のアドオンを利用することでGmailの検索での自動入力が可能になる。筆者の希望では、この機能がモバイル版でも利用できるようになってほしい。この機能は、特定の連絡先からのメッセージをソートする際や、検索演算子を入力しようとする際に非常に便利だからである。
注意点は、これら2つの新機能がモバイル版Gmailの英語バージョンのみで利用可能ということである。Googleは、これらの新機能を他の言語でも利用可能にするかどうか、またその時期がいつなのかに関して明らかにしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス