2009年夏モデルは市場に活気をもたらす商品として、ソフトバンクモバイル向けに6モデル、NTTドコモ向けに3モデル、KDDI向けに2モデル、ディズニーモバイル向けに1モデルを投入する。
2008年に調査した購入時に重視したい機能では、1位が液晶、2位がカメラでともに40%前後(impressR&D/mobile content Forum,2008-2009より)。カメラに対するニーズが依然として高いことが伺える。しかも「絶対的な画質」に加え「失敗しない撮影」が重要になってきている。このようなカメラ機能を重視するユーザーに向けて提供するのが「AQUOS SHOT」だ。
デジタルカメラをライバルとし、さらなる高画質・高性能、使いやすさの追求、さまざまなシーンでベストな撮影を目指している。さらなる高画質・高性能では、1000万画素CCDと画像処理「ProPix」、高輝度LEDフラッシュを搭載。夜景もキレイに撮影できるISO12800相当に対応している。使いやすさでは、シャッターボタンを押してからフォーカスをあわせて撮影するまでの時間を最大約40%短縮したほか、構えた瞬間にフォーカスをあわせる「コンテュニュアスAF」を採用した。
ベストな撮影をするために、最大5人までの顔を自動検出する「顔検出機能」、狙った被写体を自動的に追尾してピントを合わせ続ける「チェイスフォーカス」、被写体を見分けて最適なモードに自動設定する「シーン自動認識」を搭載している。「AQUOS SHOT」として投入するのが、ソフトバンクモバイル「AQUOS SHOT 933SH」、NTTドコモ「SH-06A」の2モデルとなる。
このほか、外出時の問題点として電池切れがあげられる。外出中に電池がなくなることは、「よくある」が17.4%、「ときどきある」が39.6%(ネットエイジア調べ)と、57%が電池切れで困った経験を持っている。電池切れに対する解決方法の1つとして、シャープが提案するのが「SOLAR HYBRID」。ソーラー充電60分で、約6分の連続通話時間を確保できる。「SOLAR HYBRID」には41×67.5×0.8mmの携帯電話向けソーラーパネルを搭載。電卓などで用いているアモルファスとはちがい、結晶を採用することで最大電力300mWとなっている。
このほか、Blu-ray Discレコーダー「AQUOSブルーレイ」との動画リンクで地デジ動画をキレイな映像で提供。パイオニアの新型カーナビゲーションとBluetoothで連携し、目的地の簡単設定、到着予測時間のメール送信なども可能になった。メモリ液晶を採用したモデルやフルタッチUI搭載モデルも投入。ほとんどのモデルを防水対応としている。
このようにシャープらしい携帯電話を提案し続けていくとした。
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