三洋電機は5月22日、HIT太陽電池において実用サイズの変換効率23%を達成したと発表した。今後高効率化技術の量産化を進めていくという。
高効率化を実現できた要因として三洋電機は、HIT結合の高品質化、光吸収損失の低減、抵抗損失の低減の3つを挙げている。
HIT太陽電池は、結晶シリコンと独自のアモルファスシリコン技術を融合したもの。上下対象構造のため、両面に電極をつけることができるのが特徴だ。今回達成したセル変換効率23%は、同社が2010年の目標として掲げていたもの。1年前倒しでの実現となった。
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