ワイアードは5月19日、アルバイトのスケジュール管理システム「CiFTR(シフター)」のリニューアルを発表した。
シフターは携帯電話での入力に特化したSaaS形式のシフト管理システム。アルバイトスタッフが携帯電話で希望するシフトを入力したのち、店舗オーナーなどの管理者がPCでシフトを確認し、シフトを調整できるサービスだ。
PCサイト上に表示されるシフト表はあらかじめ日時やグループ(部署)ごとに必要なスタッフの人数を登録しておくことができる。そのため、アルバイトの希望シフトと店舗側で必要なスタッフの数に過不足がある場合、問題のあるスケジュールに色をつけて表示しアラートを出す。過不足については、管理者がスタッフのスケジュールをドラッグアンドドロップ操作で延長もしくは短縮してスケジュールを変更して、シフトの調整が可能だ。
自営業やフランチャイズのチェーン店では、店長が手書きのシフトを作成することが多い。そのため、同サービスを利用することでシフト作成時間が削減できるほか、シフトの最適化により人件費の削減が図れるとしている。
ワイアードでは今回のリニューアルにあわせてシステムを一新し、管理人数をこれまでの50名から200名へと大幅に拡大した。また、これまでAjaxを採用していた管理者ページのユーザーインターフェースをFlashで再構築し、システムを軽量化している。さらにコンビニエンスストアやホテルといった24時間業態にも対応。日をまたいだシフト管理もドラッグアンドドロップ操作だけで行えるようになった。
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