Microsoftの「Office 2010」テクニカルプレビュープログラムのスタートは、公式には7月まで待たねばならなかったはずだが、すでに米国時間5月15日にトレントサイトへ流出し、早期の試用を進める人々が現れた。
筆者は15日夕刻に、こちらのサイトを通じて、今回の流出について知ることになった。同サイトでは、トレントファイルへのリンクも掲載されている(注意を喚起しておきたい点だが、法的な問題に直面することに加え、これまでに「Windows 7」リリース候補版(RC)の海賊版をダウンロードした人々の中には、意図せずボットネットの形成に関与してしまったケースが報告されている)。
新たに流出が伝えられたOffice 2010のテクニカルプレビューには、32ビット版と64ビット版の両方が含まれている。
Microsoftは、ロサンゼルスで先週開催されたTechEd 2009イベントにおいて、Office 2010の公式テクニカルプレビュープログラムを7月に開始し、TechEd 2009への出席者は、そのプログラムでOffice 2010を試用する早期メンバーに選ばれることになると発表した。
Office 2010では、最大の変更点として、Word、Excel、PowerPoint、OneNoteのブラウザ版となる「Office Web Applications」のリリースが予定されている。これにより、Office 2010は、ついにLinuxが搭載されたコンピュータ上でも利用可能になるほか、iPhone版の提供すら可能になるだろうことを意味している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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