フォーティネットジャパンは5月7日、2009年4月度の「フォーティネットウイルス対処状況レポート」を発表した。オンラインゲームを狙うマルウェアの活動が活発化しているという。
同社の不正侵入防御システム「FortiGuard IPS」は4月、新たに96件の脆弱性を検知した。これらの脆弱性のうち、31.3%にあたる30件は積極的な攻撃を仕掛けたものであるという。
脅威トップ10のランキングでは、4つの新しい変種が登場した一方、「W32/Virut.A」が2カ月続けて首位となった。新しい変種として登場したのは、オンラインゲームを狙うマルウェアとアドウェア。また、4月の脅威トップ10のうち、第2位から4位までの3種はオンラインゲームを標的とするトロイの木馬に関連したものであった。
マルウェアの活動を変種ごとに分類したランキングでは、1位が「W32/Virut.A」(8.2%)、2位が「W32/Dropper.PTD!tr」(6.2%)、3位が「W32/OnlineGames.MIG!tr.pws」(5.7%)、4位が「Spy/OnLineGames」(5.6%)、5位が「W32/Agent.JNR!tr」(4.8%)となり、上位5位の中に3種のマルウェアが新たにランクインした。
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