三菱電機は4月28日、湾曲させられる15.6型の液晶モジュールを開発した。3対10の超横長サイズで、平面同様の表示機能を保ったまま湾曲できるという。
開発された液晶モジュールは、平面表示同等の表示画質を保持するパネル構造と、パネル加工技術、湾曲させても輝度分布がほとんど変化しないLEDバックライト技術により実現したもの。480mmから4000mmの曲率半径を自由に設定できるという。
解像度は1600×480ドットで、800×480ドットのWVGA画面を2つ並べて表示することが可能。三菱電機ではこのモジュールを複数枚横に並べることで、これまでの平面液晶モジュールでは難しかった空間デザインやデザインを優先した機器が実現可能になるとしている。
今後は2012年頃の市場投入を目指しており、デザインが優先される製品やアミューズメント機器への活用が期待されているとのことだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手