キワモノと思ったトリプルSIMカード対応も、頻繁に国境を行き来するヨーロッパの人などには便利かもしれない。それに毎回2回線待ち受けにしなくとも、SIMカードをA、B、C、いずれかに切り替えて使ってもいいわけだ。また短期間にいくつもの国を行き来する旅行者だって毎回SIMカードを抜き差ししなくてもよいトリプルSIMカード携帯は有用だろう。
そういえばこのV678、2.8インチという大型ディスプレイを搭載している。トンデモケータイでもここまで大きなディスプレイを搭載したケータイはまだあまりないので意外と高性能だったりする。そしてもちろんタッチパネル&手書き文字入力対応、アナログTVチューナー搭載はいうまでもない。
さて、トホホな画面を1つ。キーロック状態で何かのキーを押すとキーロック解除方法の画面がでるのだが、これがあのiPhoneみたいに「指先で画面を左から右へスライド」する絵が出てくる。でも画面に触れてもロック解除されないのだ。これは表示だけで実際はキーを押す必要がある。どーしてこんなところを妙にiPhoneチックにしちゃうんだろうねーあんたらは。これがなければまともに使える実用携帯として評価が高まるってもんなのになぁ。
さて。SIMカード3枚対応ケータイは意外と使えることがわかった。次の進化はまさかSIMカード4枚対応?あるいはいきなり5枚?もしかしたら将来は「SIMカード10枚挿し。リボルバー方式切り替え」なんてトンデモないケータイが出てくるかもしれない。そんなもの出てくるわけない?いやいや、もしかしたら出てきちゃうかもしれないのが中国の恐ろしいところなのであーる。
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