SIMカードが3枚入っちゃう!中国トンデモ「トリプルSIM」ケータイ登場! - (page 2)

待ち受け2回線でSIMカード3枚を切り替え

 ではさっそくSIMカードを3枚入れてみよう。利用したのは筆者の居住地である香港のSIMカード。入れたSIMカードは以下の3社。

  • スロットA : CSL
  • スロットB : Hutchison(3HKと略)
  • スロットC : SmarTone-Vodafone(SMVと略)

 電源を入れると画面の左上にアンテナマークが立つ。あれ、でもSIMカードを3枚入れたのに2枚しかアンテナマークがないぞ?実はさすがの中国でも「3回線同時待ち受け」は難しく、3枚のSIMカードのうち2枚だけがONになり、2回線のみ同時待ち受けなのだ。画面上にも上下に入れているSIMカードの通信キャリアが表示される。

 なお3枚のSIMカードの切り替えはメニューの「Dual SIM setting」から行う。AとB、AとC、BとC、そしてAのみ、Bのみ、Cのみと組み合わせやシングルモードへの切り替えは自在だ。なお切り替え字は一瞬端末がOFFになるがすぐに復帰する。

 また電話の発信は他のデュアルSIMカードケータイと同様で、電話番号を入力した後に左の発信ボタンを押せばSIMカード1(SIMカードAとB利用時はSIMカードA、SIMカードBとC利用時はSIMカードB)、右の発信ボタンを押せばSIMカード2(SIMカードAとB利用時はSIMカードB、SIMカードBとC利用時はSIMカードC)から発信される。

SIMカード設定画面。利用するSIMカードの組み合わせを切り替える SIMカード設定画面。利用するSIMカードの組み合わせを切り替える(※画像をクリックすると拡大します)
CSLと3HK(AとB)をONにした待ち受け CSLと3HK(AとB)をONにした待ち受け(※画像をクリックすると拡大します)
CSLとSMV(AとC)をONにした待ち受け CSLとSMV(AとC)をONにした待ち受け(※画像をクリックすると拡大します)
3HKとSMV(BとC)をONにした待ち受け 3HKとSMV(BとC)をONにした待ち受け(※画像をクリックすると拡大します)

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