さて007の最大の特徴と言えそうな防水機能。日本でも最近は防水ケータイが出ているからといって、007を信用してさっそく水の中に浸けてみようなんて思っちゃいかんぞ!だって本当に防水かどうかなんて保証はないのだから。
ということで本当に水の中に入れてもいいのか改めて端末の各部分をチェックしてみよう。まずキーパッドは内部構造がわからないものの、派手に隙間がないので大丈夫かな。ちょっと心配なのは背面のスピーカーだ。穴が開いているのだが、これ本当に防水なんだろうか。また本体上部のアンテナも、隙間から水入るんじゃないかなーと心配な気分にさせてくれる。ちなみにこのアンテナ、何のためにあるかよくわからない。
しかしここで心配ばかりしていてはいかんのだ。せっかくの防水機能、試してみようじゃないか!マニュアルをよく読むと1.5mの深さで2〜3分は大丈夫らしい。さっそく洗面器に水を汲んできて007をそーっと水中に入れてみよう。
と思いきや、やっぱり入れるのは怖いんだよねぇー。でも躊躇しても始まらないのでえいやっと思いっきり水中に沈めてみた。ぱっと見るとすぐには浸水はしないようだ。ディスプレイ表示も問題ない。ただこうしてみているうちにもどんどん内部に浸水しているのかもしれないのだけどね。
では水中できちんと動作しているのか、007に電話をかけてみるとちゃんと着信している。本当はお風呂の中に入れて「水中通話テスト」でもやってみたいところなのだが……やっぱり浸水しちゃうかもしれないのでやめておこう。とりあえずわずか数分のテストだが、この程度であれば防水性は備えているらしいことは判明した。
ちなみに他の耐衝撃性テストなどは怖くてやっていない。ま、防水機能だけでも使えそうってことがわかっただけでも十分元は取れるんじゃないだろうか?
007の謳い文句にある「防水」「防圧」「防塵」「耐衝撃性」は眉唾ものかもしれない。でもコンパス機能は便利そうだし、本体もちょっと落としたくらいでは壊れにくいなど実用性は高そう。さすがにミリタリーユースは辛いにしても、キャンプやハイキングなどに持っていくくらいなら十分いけそうな感じだ。全身イエローカラーにした別バージョンをアウトドアグッズ店などで売ったら面白いようにも思う。メーカーさんにはぜひとも派生バージョンや後継モデルを出してもらいたいものである。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
開発経験ゼロからのローコード開発で
医療ニーズに応えた病院向けシステムを構築