ミリタリーカラーに身をまとった007のボディー。これはもうどうみても軍用そのものって感じだ。迷彩色な外観に緑色のキーパッド、選択キー真ん中の星マークが雰囲気を大きく盛り上げてくれる。電池が一体化された背面の電池カバーには「野戦軍用」の表記が金属プレートで貼り付けられている。持っているだけでなんだか強くなれるような気がしてしまうぞ。
本体は防水仕様のため、側面のボタン類は独立したボタンではなく内部に埋め込まれている。007のボディー素材はやや軟質性のあるプラスチックで、落とした時の衝撃もやわらげてくれそうである。もっともパッケージに記載されている「2.5Mの高さから落としても大丈夫」ってのは信用できないが……。
では007の電源を入れてみよう。中国トンデモケータイの多くは電源投入と共にやかましい音が鳴り響くのだが、この007はいきなり軍歌っぽいメロディーが鳴り出す!しかも画面は兵器の画像がぱらぱらと数枚表示される。電源ボタンを押した瞬間からミリタリーしているわけね。
そしてメニュー画面のアイコンもそれぞれが軍用品やら兵器のものになっている。SMSが無線機、マルチメディアがラッパ、ツールが工具箱などそれっぽくなっているのもおもしろい。ミリタリーマニアならメニューをいじっているだけで楽しくなるに違いないだろう。しかも設定などを操作して確定すると、「OK」ではなく「Operation succeeded!」すなわち「任務完了」と表示されるのだ。「操作」を「任務」とするあたりはさすが軍用ケータイならではだ!まずは動画で起動を見てみて欲しい。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
開発経験ゼロからのローコード開発で
医療ニーズに応えた病院向けシステムを構築
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス