人気スマートフォン「BlackBerry」のメーカーResearch In Motion(RIM)は米国時間4月2日、2009会計年度第4四半期(2008年12月〜2009年2月期)に、当初の予測を上回る前年同期比84%増の売り上げを記録したことを発表した。
RIMは、前年同期の18億8000万ドルを大幅に上回る、34億6000万ドルの売り上げがあったことを明らかにした。Thomson Financialによれば、ウォール街では、RIMが34億ドルの売り上げを発表するとの予想が出されていたという。
2009年第4四半期の純利益は5億1830万ドル、1株当たりの利益は90セントとなり、前年同期に記録した、4億1250万ドルの純利益や、1株当たり72セントの利益を上回るものとなっている。複数のアナリストが、1株当たりの利益は84セントに終わるとの予想を明らかにしていた。
RIMの共同経営責任者(CEO)であるJim Balsillie氏は、次のような声明を発表した。
新たに発売されたBlackBerryの製品群が、初期の段階で目ざましい出荷台数を記録するなど、2009年第4四半期には、非常に好調な契約者数の増加が見られたことを報告できるのは喜ばしい。
RIMは、2009会計年度を通じて、5000万台目のBlackBerryスマートフォンを出荷したり、110億ドルもの売り上げを記録するなど、かなり好調に年間業績を伸ばすことができた。2010会計年度に目を向けるならば、引き続き市場シェアを拡大し、利益を上げていくことを目指して、前年中の投資や成功を十二分に活用する好機が、当社とパートナー企業の前に開かれている。
RIMは、BlackBerryの新規契約者数として、390万人を獲得したことも明らかにしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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