ソニーは4月2日、デジタルビデオカメラ「HANDYCAM」シリーズにおいて、タテ型スリムボディを実現した「HDR-TG5V」(TG5V)を発表した。重量約230g。撮影場所の位置情報が記録できるGPS機能を備えた。発売は4月20日から。価格はオープンだが、店頭想定価格は12万円前後となる。
TG5Vは、2008年春に登場したHDR-TG1の後継機。フラットなスリムデザインやチタンボディはそのままに、重量を約10g軽量化し、16Gバイトの内蔵メモリを搭載した。
1920×1080iのMPEG-4 H.264による、ハイビジョン撮影に対応。総画素数236万画素の1/5型“Exmor”CMOSセンサーを備え、143万画素の動画撮影と最大400万画素相当の静止画を撮影できる。
GPS機能も内蔵し、動画や静止画撮影時に位置情報を記録することが可能。「地図インデックス」機能により、撮影位置を地図上にマーカー表示したり、地図から見たい映像を探したりできるという。また、付属の映像管理ソフト「PMB(Picture Motion Browser)」を使用すれば、パソコン内の「マップビュー」上に位置情報付きの映像がサムネイル表示される。
本体には、傷がつきにくい「プレミアムハードコーティング」を採用。オプションとして広角30mmの撮影ができるワイドエンドコンバージョンレンズ「VCL-HGE07TB」(価格:1万2600円)も用意した。
動画と230万画素相当の静止画同時記録に対応しているほか、1秒あたり通常撮影に比べ4倍のフィールドでキャプチャできる「なめらかスロー録画」機能も内蔵する。
付属のリチウムバッテリで約50分の撮影が可能。内蔵メモリのほか、メモリースティック PRO デュオ、メモリースティック PRO-HG デュオでの撮影に対応する。
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