Intelは米国時間3月30日、新たに「MacBook Air」型のノートPC向け「Core 2」チップ、およびワークステーションやサーバ向け「Xeon」プロセッサ群を発表し、同社製プロセッサのラインアップを刷新した。
新たに追加されたプロセッサは、全部で20モデルだ。
すでに報じられたように、Intelは、AppleのMacBook AirやDellの「Adamo」といったノートPC向けに、省電力性に優れた低電圧(LV)版および超低電圧(ULV)版プロセッサの新モデルを追加した。
新しいLVおよびULV版プロセッサモデルには、「SL9600」(17ワット、2.13GHz、316ドル)や、「SU9600」(10ワット、1.6GHz、289ドル)などがある。Intel製のモバイル向けプロセッサの主力品では、熱設計消費電力枠(Thermal Design Power:TDP)がもっと高く、通常25ワット〜35ワットとなっている。
Intelはまた、同社の新しい「Nehalem」チップアーキテクチャをベースにした、十数種のXeon 4コアプロセッサを価格表に追加した。
「Xeon 5500」シリーズのプロセッサは、「W5580」(130ワット、3.2GHz)の1600ドルから「L5506」(60ワット、2.13GHz)の423ドルまで、価格に幅がある。Intelはまた、新Xeonチップの各製品について、1秒あたりのギガ転送レート(GT/sec)を掲載している。たとえば、W5580は毎秒6.40ギガ転送、L5506は毎秒4.80ギガ転送となっている。
Xeon 5500シリーズのモデルにはそのほか、「X5550」(95ワット、2.66GHz、958ドル)、「E5520」(80ワット、2.26GHz、373ドル)、「L5520」(60ワット、2.26GHz、530ドル)などがある。
Intelはまた、「W3570」(130ワット、3.2GHz、999ドル)や「W3520」(130ワット、2.66GHz、284ドル)などを含む「Xeon 3500」シリーズも投入した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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